ジンバブエ(観光地ヴィクトリアの滝)への旅行を検討中の皆様へ

本記事では日本国外務省の配信情報をもとに、ジンバブエ(観光地ヴィクトリアの滝)への旅行・観光時の留意事項をご紹介致します。

 

 
1.軍事施設,空港,大統領官邸等の重要施設での写真撮影は禁止されています。これらの施設の周辺では不用意にカメラを構えたりすると,軍・警察により拘束され処分を受けることもあります。また,ハラレのバスの停留所で街中の人混みを写真撮影したところ,警察官に職務質問され,相手側の了承を得ずに撮影をしたという理由ですべての写真データを消去させられ,警察署に一時的に拘束された日本人もいます。その際の警察側の説明では,撮影禁止区域ではないが相手の了承を得ずに人物を撮影するのは許されないというものでした。撮影禁止区域でなくとも無断で人物を撮影する等現地人が不快に感じるような写真撮影はトラブルの元になり得ますので,注意してください。

 
2.薬物関係の犯罪は当局による取り締りが実施されています。最高15年の懲役刑に処せられる場合があります。

 
3.車を運転している時,サイレンとともに警察や軍隊に護衛された大統領や政府要人の車に出会うことがあります。その場合には,すぐに自分の車を左側の路肩に止め,車列が過ぎ去るのを待たなければなりません。走行妨害をした場合は,身柄を拘束されたり発砲されることもあります。

 
4.大統領官邸付近は武装した軍隊に守られており,駐停車は禁止されています。官邸付近の道路(Borrowdale Roadの一部区間)は午後6時から午前6時までの間通行禁止となっています。徒歩で近づいただけで銃を向けられることもあるので,十分な注意が必要です。

 
5.車優先社会のため日本の交通マナーは通じず,歩行者用信号が青であっても横断する際には十分な注意が必要です。また,国内の幹線道路において,長距離バスやミニバスによる重大な交通事故が頻繁に発生し,多数の死傷者が出ています。主な原因は未熟な運転技能,スピードの出し過ぎや整備不良によるものです。ミニバスの利用は,なるべく避けるとともに,借上げハイヤーの利用等を検討するなど,安全確保に留意してください。

 
6.ハラレ市郊外にあるライオン・チーターパークで,観光客が飼育員と一緒にライオンの子供と触れ合っていたところ,突然ライオンに襲われたり,檻の中に入ってライオンと写真撮影をしようとした観光客が,ライオンに襲われて死亡する事故も発生しています。ガイド,飼育員,調教師等から勧められても,ライオン等の野生動物が入った檻や柵の中には絶対に入らないようにしてください。
また,サファリツアーなどに参加する際は,たとえガイドが一緒であっても,突然野生動物に襲われるなど不慮の事故に遭う危険性があるので十分注意してください。

 
7.ジンバブエに3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ジンバブエ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はジンバブエを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,ファックスによっても届出を行うことができますので,大使館まで送付してください。

 
出典:外務省 海外安全ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=106)

 

 

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