BBCによるとジンバブエ軍が、ジンバブエの国営放送であるZBCの放送局を占拠し、政治的な混乱が増している。

 

 
首都でも爆発が発生したが、原因は未だ不明となっている。

またジンバブエ北部でも非常に激しい銃撃戦の音や、砲弾の爆発音が確認されているが、依然としてて正確な状況は判明していない。

ジンバブエ北部は大統領を含む複数の政府高官が暮らしているエリアとされている。

また目的は不明だか、首都の幹線道路にも軍の装甲車がいるとされている。

現在までに93歳のムガベ大統領からは声明を発表されていない。

南アフリカ国の大使であるIsaac Moyo(アイザック)はクーデターに関する報道には応えず、政府は無事で無傷であると発言している。

今回の事件はジンバブエで13日、国軍司令官がムガベ大統領(93)が副大統領解雇したことに関し、公然と批判し、クーデターの危機が高まっている中で発生した。

参照: BBC  

ロイター通信によるとZBCのスタッフは、軍が放送局に踏み込んだ際に手荒く扱われたとしている。

日本の外務省に当たるアメリカ国務省は、”事態を慎重に見守っており、ジンバブエの全ての党が団結して平和になるために行動することを促している”と発言している。

 
在ジンバブエ日本国大使館情報:

 
1. 外出の自粛について
国防軍が国営テレビ局を占拠したとの情報があります。

軍事衝突は現在のところ発生しておらず、ダウンタウンも平静を保っていますが、当分の間、外出を控えるとともに国営テレビや国営ラジオによる情報収集をお願いいたします。

 
2. 避難先について
当国における有事の際の避難先は大使館ではなく、ハラレ市ボローデールに所在する大使公邸です。

大使公邸の所在地は、36 Kingsmead RD, West, Brrowdale, Harareです。

 

 

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