ベネズエラのテロ・治安詳細情報.001

 
大学生を中心とした野党支持者は,制憲議会の召集への反対,マドゥーロ大統領の退陣,憲法秩序の回復,諸選挙の実施等を求め,6月2日(金),チャカオ市及びスクレ市において,抗議集会・デモを呼びかけています。

 

 
1 内容
大学生を中心とした野党支持者は,6月2日(金)午前11時頃より,カラカス首都圏チャカオ市アルタミラ広場及びスクレ市ウニセントロ・ショッピングモールに集合した後,スクレ市にある国営テレビVTVまで,デモを行う予定です。

 
2 注意事項
(1)2日(金)は,フランシスコ・デ・ミランダ通りの一部が閉鎖されると思われます。
(2)本日のデモは,リベルタドール市内への移動を予定していませんが,抗議集会後,チャカオ市内各地(アルタミラ広場等)にデモ隊が再集合し,これを排除しようとする治安機関との衝突の可能性があるほか,スクレ市ペタレ地区等で,夜間,小規模の暴動や略奪,道路でゴミを燃やす等の騒擾事案が発生するおそれがあります。
(3)抗議集会・デモの時間や場所の変更の可能性もありますので,外出時には,事前に,外出先や経路の状況を確認して下さい。また,治安機関は,デモを制圧する際,たびたび催涙ガスを使用しており,催涙弾が人体に直撃して死亡する事件も発生しているほか,催涙弾の中には,劇症アナフィラキシーショック死や視覚障害,脳障害を引き起こす可能性のあるガスも含まれています。そのため,催涙弾が使用される場面に遭遇してしまった場合は,風上や建物内に避難するようにして下さい。
(4)現下の厳しい経済状況や治安の悪化もあり,当面,夜間早朝の外出及び不要不急の外出は極力控え,できる限り,食料品・飲料水等の備蓄に努め,やむなく外出せざるを得ない場合には,テレビ・ラジオ・インターネット等で,事前に外出先や経路の状況を確認するようにお願いいたします。

 
在ベネズエラ日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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