在ケープタウン領事事務所からのお知らせ

 

 
1.下記当地報道にて,ケープタウンを含む南アフリカでのカージャック並びにスマッシュ・アンド・グラブが発生しやすい場所が掲載されています。

South Africa’s worst hijacking and smash and grab hotspots

 
○カージャックが発生しやすい場所【抜粋】
・Voortrekker Road, Bellville, Parow
・Military Road, Prince George Drive(M5)
・St Stephens Road
・Alice Street, Voortrekker Road
・Station Road
・Klipfontein Road
・Prestwich Road, Ebenhezer
・Vangaurd Drive
・R300, N1

 
○スマッシュ・アンド・グラブが発生しやすい場所【抜粋】
・Jakes Gerwel Drive at the R300
・Kromboom Road
・Jan Smuts Road
・Bluegum Road near Bonteheuwel
・Around Siqalo and Kosovo informal settlements in Langa

 
上記の場所は,旧タウンシップ等所謂貧困地域だけではなく,例えばN1シティや高速道路の乗り降り口近辺,並びにM5を使用してウエストレイク方面に向かう際に使用する交差点等,在留邦人の皆様が平時より使う頻度が高いと思われる場所も含まれています。
つきましては,在留邦人の皆様に今一度安全に関する意識を高めるとともに,夜間早朝の外出は可能な限り控えるようにしてください。
また,万が一被害に遭った場合は,決して抵抗することなく対応し,また可及的速やかに現地警察(10111)並びに当館(24時間対応)までご連絡ください。

 
2.被害に遭わないための対策

(1)車上狙い対策

(イ)荷物は外から見える位置に置かずに,必ずトランク内に保管する。また,車内に貴重品を放置しない。

(ロ)駐車する場合には,駐車監視員の有無を確認し,死角になるような場所には駐車しない。店内からも視認できる位置,または入口直近,照明設備の効いた明るい場所に駐車するのが望ましい。

(ハ)ジャミングによる被害報告例が増加傾向にあるので,リモートキーを過信せず,ロック後は自分の手と耳と目で施錠を確認する。

(ニ)車内に複数待機したままの不審者がいないかなど,駐車後,出発時には周辺を確認する。

(2)カージャック対策

(イ)空港出発時,銀行取引及びショッピング後には,出発時に,複数人が乗車したまま待機している,あるいはこちらの様子を窺っている様な不審者(車)がいないか,出発後から追尾してくる車両はないかなど,周囲への警戒を怠らない。また,追尾車両を認めた場合には,警察署やモールなど,安全が確保できる場所に避難する。

(ロ)交差点は停車することなく通過できるように速度調整を心掛ける。また,停車する場合には,すぐにその場から離脱できるように,前車とのスペースを少なくとも1台分確保する。

(ハ)出発前にルートをよく確認し,犯罪多発地やルートを避け,交通量が比較的多い,明るい道を選ぶ。

(ニ)身に覚えのない停止命令,他人からの声掛けには応じない。

(ホ)不特定多数の者が自由に出入り可能であるサービスエリアの利用は控えるとともに,ガソリンスタンドに併設されたATM,コンビニも同様の理由で極力使用しない。また,ガソリンの給油は極力日中に行い,燃料は常にタンクの半分以上を心掛ける。

(3)スマッシュアンドグラブ対策

(イ)交差点は停車することなく通過できるように速度調整を心掛ける。また,停車する場合には,すぐにその場から離脱できるように,前車とのスペースを少なくとも1台分確保する。

(ロ)助手席,後部座席等,外側から目につく位置に荷物は置かずに,必ずトランク内に保管する。

 
在ケープタウン領事事務所

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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