ナミビアへの旅行を検討中の皆様へ

本記事では日本国外務省の配信情報をもとに、ナミビアへの旅行・観光時の留意事項をご紹介致します。

 

 
1.運転免許証について
ナミビアでは,国際運転免許証,又は外国の運転免許証でも運転ができます。ただし,免許証が英語で記載されていない場合には,日本国大使館などの公的機関が発行した英文翻訳証明書を併せて所持する必要があります。

 
2.一般犯罪やトラブルに巻き込まれないための注意事項
駐停車中の車両に近づき車内の荷物を奪う強盗事件が報告されております。運転中は窓を閉めてドアをロックし,携帯電話やハンドバックなどの貴重品を助手席等の外から見える所に置かないよう注意してください。また,見知らぬヒッチハイカーは絶対に乗せないでください。
国内の道路の殆どは未舗装道路で,大変滑りやすく,日本人旅行者が横転して死傷する交通事故が発生しています。シートベルトは必ず着用し,スピードの出し過ぎや急ハンドル,急ブレーキは禁物ですので,次の点に留意し安全運転を心がけてください。
(1)予期せぬところで道路の路肩が崩れていたり,穴が開いていることがあります。また,野生動物や家畜が道路にいることもありますので注意してください。

(2)郊外の道路で高速走行中に追い越す際は対向車に注意してください。

(3)外灯が少なく,夜間は野生動物の活動が活発なことから,夜間郊外を走行することは危険ですので避けてください。

(4)飲酒運転が多いので,夜間市街地を走行する際には注意してください。

(5)都市部以外ではガソリンスタンドが少ないので,こまめに給油し,また,乾燥した気候の為ラジエターの水,オイルチェックもその都度することを心がけてください。砂漠地帯や自然公園等を長距離走行する場合には,予備のガソリンタンク,スペアタイヤ(少なくとも2個)と飲料水を用意することをお勧めします。
わずかな時間でも車から離れる時はバック,財布,携帯電話等を車内に残さない様厳重に注意し,必ずドアロックをしてください。
交通事故に遭うと,医療や運搬費などで多額の経費が必要となります。レンタカーを借りる際には必ず保険に加入してください。自損事故,法定速度超過や飲酒が原因,横転事故などは免責事項であるとして保険がおりないケースもありますので,手続きの際には十分に保険内容を確認してください。

(6)外出の際は,なるべく貴重品や多額の現金を持ち歩かないでください。ただし,旅券については可能な限り携行してください(ナミビア政府発行の身分証明書がある場合を除く)。また,通りを一人歩きする際には,常に周囲に注意を払う等用心し,細い路地等にはなるべく入らないでください。繁華街やショッピングモール等での買い物時は,ハンドバック,ショルダーバッグ,バックパック等は必ず体の前で抱え,ジッパーは常時閉めてください。携帯電話や財布をパンツの後ろのポケットに入れない様にしてください。

(7)タクシーを利用する際は,流しのタクシーではなく,観光局に確認する,ホテルに依頼するなどして信頼できる業者を選んでください。車内の金銭を搾取したとして運転手から訴えられたケースがありますので,車内に一人きりになるようなことは避けてください。また,暗くなってからのタクシーの利用は避けてください。

(8)ツアーに参加している場合でも,自分の荷物には常に注意を払ってください。特に,旅券を紛失しますと再発給に数日を要しますので,旅行日程そのものの変更を余儀なくされます。

(9)ATM等で現金を引き出す際は,見知らぬ人が近くにいないことを確認する等,周囲の状況に十分な注意が必要です。

(10)レストランやバー,お店でクレジットカードを利用する場合はカードから目を離さず暗証番号を入れる場合は周囲の状況に十分な注意が必要です。

 
3.長期滞在者向け注意事項
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく最寄りの日本国大使館又は各日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。

 
出典:外務省 海外安全ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=143)

 

 

投稿者について

本ブログは海外治安情報を中心に配信しております。

おすすめ: