マルセイユ、ニース近郊へ観光目的での旅行をお考えの皆様へ
本記事では日本国外務省にて紹介されているマルセイユ、ニース近郊での犯罪被害の主な発生地域をご紹介致します。
(1)マルセイユ旧港(Vieux Port)付近
旧港付近は,マルセイユの観光の中心であることから,旅行者をねらった浮浪者が多く存在します。
マルセイユ・サンシャルル駅(Gare Saint Charles)から旧港(Vieux Port)の間で,カヌビエール通り(La Canebiere)の北側(サンシャルル駅側)に当たる一帯
観光地に近いこともあり,旅行者の多くがこの付近を通行していますが,旅行者をねらった少年によるバイクを使用したひったくり等が発生しています。
カヌビエール通り(La Canebiere)
旧港から東に延びるこの大通りは,観光客向けの商店,事務所が多く,マルセイユの中心といえますが,現在では,多くの旅行者に混じり犯罪者も増えています。
マルセイユ・サンシャルル駅(Gare Saint Charles)
マルセイユの交通の中心地であることから不特定多数の者の往来があり,スリ,置き引き,ひったくりの被害が報告されています。
ノートルダム・ド・ラ・ギャルド(大聖堂前広場)
オートバイによるひったくりの被害が多数報告されています。
マルセイユ市凱旋門周辺(高速道路入口付近)
二人組のオートバイによるひったくりの被害が多数報告されています。
(2)ニース
ニース空港,ニース駅付近の路地裏,旧港付近,旧市街付近
スリや浮浪者が多く,また,信号待ちの間に,いきなり車のドアを開けられて車中に置いていたカバン等を窃取される盗難事件が頻発しています。
プロムナード・デ・ザングレ(Promenade des Anglais),マセナ広場(Place Massena)
ニース海岸の目抜通りのプロムナード・デ・ザングレからマセナ広場に続く一帯は,旅行者が多く訪れる場所でもあり,従来から,ひったくり,スリ,置き引きの被害が多発しています。
(3)コートダジュール地方一帯の町
一大観光地であることから観光客をねらったスリやひったくりが多く発生しています。また,ニース,モナコ間等の満員の電車内で,スリに遭った被害も報告されています。
(4)エクサン・プロヴァンス,アヴィニョン及びアルルなどのプロヴァンス等地方の観光地
・観光地の駐車場で,車両を駐車し観光に出掛けている間にバッグ等を盗まれる事件も発生しています。
・ガソリンスタンドで給油した後,事務所で精算している間に,無施錠にしていた車両内からバッグを盗まれる事件も発生しています。
当地での滞在を満喫するためにも、まずは「自分の身は自分で守る。」という意識を持ち、安全対策には万全を期してください。
出典:外務省ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170)