マルセイユ、ニースへ観光目的での旅行をお考えの皆様へ
本記事では日本国外務省にて紹介されているマルセイユ、ニースの日本人の犯罪被害事例をご紹介致します。
(1)スリ
・マルセイユ旧港(Vieux Port)付近で,浮浪者風の男性に声を掛けられたので,その方を見ていたら,そのすきに別の者に,所持していたショルダーバッグから財布等を抜き取られた。
・ニースで満員のトラムに乗車中,知らぬ間に所持していたショルダーバッグのチャックが開けられ,中に入れていた財布や旅券を盗まれた。
(2)ひったくり
・マルセイユ市内を車両で運転中,信号待ちで停車した際に,スクーターに乗った2人組から,後部座席の扉を開けられ,座席上に置いていたバッグを盗まれた。(同様のケースは多く発生しており,特にレンタカーがねらわれています。)
・マルセイユ・サンシャルル駅近くの路上を歩行中,前方から男性が「煙草を分けてください。」と言いながら近付いてきたので気を取られていたところ,後方から近付いてきた男に腰につけていたウエストポーチをひったくられた。
(3)置き引き
・ニースのホテルで,朝食ビュッフェで座席にバッグを置いたまま料理を取りに行っている間にバッグを盗まれた。
・レストランで食事中,床に置いていた鞄がいつのまにか盗まれていた。
(4) 車上荒らし
・ホテル前に駐車してチェックアウトしている間に車の窓ガラスを割られ,スーツケースを盗まれた。
・観光地の駐車場に駐車して観光している間に窓ガラスを割られて現金等を盗まれた。
(5)睡眠薬強盗
列車やバスに乗り合わせた見知らぬ人物から飲食物を勧められ,睡眠薬が混入されていることを知らずに口にし,眠っている間に所持品すべてを盗まれた。
(6)自然派ホームステイでの性的被害
インターネットのウェブサイトに,農業体験やアロマテラピー等が行えるホームステイとして案内がなされている,フランス南西部のホームステイ先で,参加した日本人女性が,同ステイ先の関係者から全裸でヨガをすることを強要されたり,マッサージ中に不自然な触られ方をするという報告を受けています。
当地での滞在を満喫するためにも、まずは「自分の身は自分で守る。」という意識を持ち、安全対策には万全を期してください。
出典:外務省ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170)