マダガスカルへの旅行をお考え、あるいは観光中の皆様へ

本記事では日本国外務省にて紹介されている医療機関情報をご紹介致します。

 

 


アンタナナリボ市

(1)Polyclinique et Maternité Saint François d’Assise

所在地:Rue Rajaonah Ankadifotsy

電話:020-22-235-54

概要:1913年創立,カトリック系修道院経営の私立病院。日本人シスターが看護師として勤務しているので,邦人がよく利用しています。内科・小児科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科などの診療を行う総合病院です。救急外来は毎日24時間オープンです。マダガスカル語・フランス語以外は通じませんが,日本人シスターの勤務時間内ならば通訳の労を執ってくれます。内科医Dr. Félix RAMIARANARIVOは片言の日本語が話せますし,日本人に対して親切に対応してくれます。一般的な血液検査,マラリア検査,寄生虫の検査,X線撮影,CT,エコー検査が可能です。

 

(2)Polyclinique et Maternite D’Ilafy

所在地:headquarters: Andafiavaratra Ambohitrahaba

電話:020-22-425-66

概要:首都北部にある中規模の私立総合病院。富裕層・外国人を対象にした病院で,邦人も利用可能のレベルにあります。内科・小児科・外科・整形外科・循環器科・産婦人科・脳外科・眼科・耳鼻咽喉科・腎臓内科・精神科・歯科とほぼ全科を診療しており,専門医の診察には予約が必要です。緊急時は救急外来を受診することになります。全日24時間の受入れが可能です。検査については単純X線・エコー検査・内視鏡検査・CT・MRI・血管造影等が可能です。血液・生化学検査,寄生虫検査も院内で行えます。人工透析,冠動脈インターベンションなども行っていますが,実施実績が絶対的に少なく信頼できるかどうかは明らかではありません。入院には高額の保証金が必要です。

 

(3)Centre Hospitalier de Soavinandriana

所在地:Rue du Dr Moss, Soavinandriana

電話:020-23-397-51

概要:以前は軍直轄の病院でしたが,現在は私立総合病院(病床数500床)です。建物・設備共に古く,診療レベルも低い。病院は患者であふれ,受診の際はかなりの待ち時間を強いられます。邦人の非緊急性疾患での受診には不適切と思われますが,救急外来は全日24時間オープン,CT検査が可能であり,また海外への救急搬送の経験も豊富であるため,交通事故や救急疾患のなどでは利用することがあり得ます。

 

(4)Clinique MM 24/24

所在地:Rue de l’Universite

電話:020-22-235-55

概要:ベッド数30床の病院。院長のDr. Lala ARISONは欧州で研修した外傷治療の専門医。標記の病院名のとおり,24時間365日診察しています。電話で依頼すれば救急車の迎えも可能(有料)。病室も設備も古いが,交通事故などの突発的なケガの際には利用し得ます。

 

(5)Clinique NOA

所在地:VILLA G 15, Explorer Business Park, Ankorondrano

電話:020-22-608-80

概要:診療科は産婦人科。Dr. Hary RANDRIANASOLOはフランスで資格を取った専門医で,超音波検査等での診断技術は優れています。邦人の妊娠や婦人科疾患はここを利用することが多いです。しかし,病室などの設備は邦人が安心して出産ができるレベルではありません。

 

(6)Cabinet Dentaire Tana Water Front

所在地:Batiment Central – Escalier C, Water Front

電話: 032-11-208-88

概要:歯科医院。受診の際は予約が必要です。フランス人歯科医Dr.Jean Marc CHAPUISが診療をしています。マダガスカルでは最も衛生的で,邦人がよく利用しています。一般的な歯科診療は可能で,歯科技工士と提携しており,インレー,コア,歯冠,義歯の制作も可能です。

 

(7)Institut Pasteur de Madagascar (IPM)

所在地:Ambatofotsikely, Antananarivo

電話:020-22-412-72

概要:パスツール研究所。臨床検査施設とワクチンセンターがあります。臨床検査施設(ラボ)では,血液・尿検査や寄生虫検査などが可能。予防接種センターでは,肝炎・破傷風・黄熱などのワクチンの接種が可能。イエローカードも即日で発行してくれます。(受付:月~金曜日7時30分~12時,13時30分~17時)。狂犬病センターでは,曝露後ワクチン接種を行っています。(平日9時~12時,14時~17時,土・日曜日・祝祭日9時~11時)各種ワクチンはフランス製を使用しています。

 

(8)Centre de Radio Diagnostic et de Thérapie

所在地:Anosivavaka – Ambohimanarina

電話: 020-23-307-60 / 033-11-307-60 / 034-11-307-60

概要:放射線診断センターであり,レントゲン検査が可能。放射線科専門医が読影し,レポートを書いてくれます。使用している機材は比較的新しく,最新型CTもあります。エコー検査,マンモグラフィー,歯科パノラマ写真等も可能です。

 


 
出典:外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/madagas.html)

 

 

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