アイルランドへの旅行を検討中の皆様へ

本記事では日本国外務省の配信情報をもとに、アイルランドへの旅行・観光時の留意事項をご紹介致します。

 

 
1 滞在先情報等の届出
(1)在留届
アイルランドに3か月以上滞在される方は,在アイルランド日本国大使館からEメールで種々のお知らせの送信を受けたり,同大使館が緊急時に連絡をとり安否確認を行う必要がありますので,住居決定後は,速やかに在アイルランド日本国大使館に「在留届」を提出してください。外務省ホームページの専用サイトの在留届電子届出システムORRnet,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/ による登録をお勧めします。また,郵送,ファックスによっても行うことができますので,その場合は,在アイルランド日本国大使館領事班宛に郵送してください。
また,届出事項(アイルランド国内での転居,家族呼び寄せ,結婚,出産,就職など)に変更が生じたときや,帰国や第三国への転勤でアイルランドを去る(一時的な旅行を除く。)ときは,必ずその旨を届け出てください。

 
2 旅行・写真撮影の制限
(1)旅行制限は特にありません。
(2)軍事施設の写真撮影は禁止されています。
(3)空港での撮影は,公共スペースでは問題ありませんが,それ以外の空港施設については禁止されています。

 
3 交通事情
(1)運転免許証
(ア)アイルランドで自動車を運転する場合,渡航前に日本で国際運転免許証を取得する必要があります。
(イ)入国後に日本の運転免許証からアイルランドの免許証に切り替える場合は,在アイルランド日本国大使館において日本の運転免許証の抜粋翻訳証明の発給を受けた後,アイルランド側に申請します。

(2)交通ルール
アイルランドは日本と同じ左側通行ですので,運転する上で戸惑うことは少ないと思われます。
住宅街はT字路や行き止まりの道路が多いですが,標識は比較的整備されています。信号のない交差点では右側からの車両が優先となります(YIELDの標識)。郊外の交差点はラウンドアバウトと呼ばれるロータリー式が多いですが,市内では多くの交差点に信号があります。信号機について注意することは,表示位置が日本より低く,直進表示が緑矢印灯だけで表示される場合もあり,馴れるまでは見にくく感じられる点です。また,工事や故障・停電などのために信号が点灯していないこともあります。
片側2車線以上の道路では,バス専用レーンが設定されていることが多く,標識に示された時間帯においては,一般車両は専用レーンを通行できません。
また,踏切前での一時停止は必要ありません。追突事故の原因にもなりますのでご注意ください。
速度違反や飲酒運転の取り締まりが年々強化されています。シートベルト着用は乗車するすべての者に義務づけられており,12歳未満の者を助手席に乗車させることは禁止されています。

(3)交通マナー
運転マナーは一般的に良いですが,信号無視や無理な割り込み等のマナーの悪いドライバーも見受けられます。
幹線道路でも横断歩道以外を平気で横断する歩行者が通勤時間帯を中心に多く見られますので十分注意してください。
また,自転車で通勤・通学する者がおり,自動車走行中に接触しないよう御注意ください。

(4)交通事故
交通事故を起こした場合には,直ちに警察(負傷者がある時は救急車も。電話番号は999あるいは112)を呼んでもらい,警察・救急車が来るまでの間に目撃者を確保したほうが得策です。警察を呼んで実況見分をしてもらい,後に事故を証明できるようにしておくと共に,事故の相手方の氏名,住所,電話番号,車種,登録番号,保険会社名を控えておきます。

 
出典:外務省 海外安全ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=151)

 

 

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