ラマダン月(5月27日頃から6月27日頃)のテロについての注意喚起

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5月27日(土)頃から6月27日(火)頃は,イスラム教のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)に当たります。近年,ラマダン期間中に多数のテロが発生しています。最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。

 

 
1 5月27日(土)頃から6月24日(土)頃は,イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。ラマダン終了後には約3日間(6月25日(日)頃から6月27日(火)頃),イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。
(※)ラマダン月の開始は目視による月齢観測に依拠するため,上記日程は直前に変更されることがあります。

 
2 イスラム過激派組織ISIL (イラク・レバントのイスラム国)は,2015年及び2016年にラマダン月の間にテロを呼びかける声明を発出しています。同声明との関係は明らかではありませんが,過去2年,ラマダン月に多数のテロ事件が発生しています。
特に昨年は,邦人を含む多数の犠牲者が出たバングラデシュでのダッカ襲撃テロ事件や,トルコのイスタンブールでアタテュルク国際空港の襲撃(45人が死亡,200人以上が負傷)などのテロ事件が発生しています(過去2年の主なテロ事件は別添を参照して下さい)。
また,最近は,爆弾や銃撃に加えて,車両やナイフを使用したテロや放火,窃盗など簡単に一般人を多数殺傷できるテロが呼びかけられています。

 
○過去 2 年のラマダン月に発生した主なテロ事件

2016 年
・ヨルダン:バカア難民キャンプ襲撃テロ事件(6 月 6 日)
・米国:フロリダ州オーランド市内ナイトクラブ銃乱射事件(6 月 12 日)
・フランス:パリ郊外における警察官刺殺事件(6 月 13 日)
・ヨルダン:ルクバーン難民キャンプ爆弾テロ事件(6 月 21 日)
・レバノン:バールベック・ヘルメル県における自爆テロ事件(6 月 27 日)
・トルコ:イスタンブール・アタテュルク国際空港襲撃テロ事件(6 月 28 日)
・マレーシア:クアラルンプール郊外プチョン地区ショッピングモール内オープンカフェ爆発事件(6 月 28 日)
・バングラディシュ:ダッカ市内レストラン襲撃テロ事件(7 月 1 日)
・サウジアラビア:ジッダ,カティーフ,メディナにおける自爆テロ事件(7 月 4 日)

 
2015 年
・フランス:東部リヨンにおけるテロ事件(6 月 26 日)
・クウェート:シーア派モスクにおける自爆テロ事件(6 月 26 日)
・エジプト:カイロ郊外における検事総長殺害テロ事件(6 月 29 日)
・マリ:北部における国連車列襲撃テロ事件(7 月 2 日)
・ナイジェリア:北部及び中部での連続爆弾テロ事件(7 月 5 日~7 日)
・エジプト:カイロ市内のイタリア総領事館前での爆弾テロ事件(7 月 11 日)

 

3 本広域情報発出時点で同様の声明は確認されていません。しかし,近年,ラマダン月に多くのテロが発生していることを意識し,以下の対策をお願いします。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意を払う。
(※)観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,ナイトクラブや映画館等の娯楽施設,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。

(3)金曜日に注意して下さい。金曜日はイスラム教徒が集団礼拝を行う日であり,その際,モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがあります。本年のラマダン月については,6月2日,9日,16日及び23日が金曜日に当たります。

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

投稿者:

Medici

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