厳重な警戒下にある首都においても依然としてテロの可能性は排除できないと考えられますので、日常生活におきましても、十分御注意願います。

 

 
1 4月14日(土)、イスラマバード市G-14セクターの路側帯に不審な袋があるとの住民情報により警察が現場を確認したところ、同袋の中から自爆ベスト2着(6~8kg/着)、手榴弾5個、拳銃2丁、同弾薬106発、ボールベアリング及び信管が確認されました。報道によると、自爆ベストは警察により無害化されましたが、現在までのところ、犯人は捕まっていません。イスラマバード市内における同種の事案は過去数年間なく、厳重な警戒下にある首都においても依然としてテロの可能性は排除できないと考えられます。

 
2 つきましては、これまでの各種注意喚起でもお知らせしておりますが、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。特に、下記(2)攻撃の標的となりやすい場所への不要不急の立入りについては出来るだけ控えていただき、やむを得ず立ち入る必要がある場合には、以下の内容を参考に、滞在時間を極力最小限とし、不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両)、検問所、宗教関連施設、宗教行事開催場所、報道機関等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

(3)抗議活動や集会が行われている場所には、決して近づかない。

(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

 
在パキスタン日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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