アメリカのテロ・治安詳細情報.001

 
実際にミサイルが発射された場合は,約20分(警報サイレンからは約15分)でハワイ州に到達する見込みであり,警報があった際は,直ちに屋内へ避難する必要がある旨呼びかけています。

 

 
1 今般,ハワイ州緊急事態管理庁(HI-EMA:Hawaii Emergeny Management Agency)は,当州に対して北朝鮮の核ミサイル攻撃があった場合,州民及び観光客へ「攻撃警報サイレン」を鳴らし避難を呼びかけることとし,その警報サイレン音を州民等へ周知することを目的に,毎月最初の労働日にテストとして鳴らす旨発表しました。
最初のテストは,12月1日(金)午前11時45分から,従来から行われている緊急事態(津波,洪水,地震等)の注意警報サイレンテストに続けて50秒間鳴らされるとのことです。

 
2 同庁では北朝鮮によるミサイル攻撃の可能性は非常に低いとしながらも,攻撃に備えての対策を検討しています。もし実際に北朝鮮から当州へ向けて核ミサイルが発射された場合,警報サイレンが発せられることとなりますが,当州へのミサイル到達時間は,同庁によれば,わずか約20分(警報サイレンからは約15分)であるので,直ちに屋内(可能な限りコンクリート製の建物内(窓のそばは避ける。)で,地下部分を推奨。)への避難が必要となる旨注意を呼びかけています。
また,避難後の対応として,14日分の緊急避難物資の準備を呼びかけています。
詳細は同庁のウエブサイトをご参照願います。

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3 現状において,北朝鮮のミサイル攻撃の情報には接していませんが,当局や報道等を通じて最新情報の入手に努めていただき,万が一ハワイ州周辺に向けて攻撃があり,攻撃警報が発せられた際は,安全な場所への避難を優先し,御自身の安全確保に努めてください。

 
在ホノルル日本国総領事館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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