車盗難被害や車上荒らしに関する注意喚起
5月5日(土)に当地ACTの在留邦人が車を盗まれる被害に遭いました。
南キャンベラ(Garran)の独立家屋のガレージ内に駐車していた2台のうち1台が盗まれていたとのことです。
リモコン式で動作するガレージはこじ開けられることなく、手動に換えられて、車内の貴重品とともに車がなくなっていました。
盗難は夜間に発生しました。車には鍵を掛けておらず、車内には鍵を置いたままだったとのことです。
警察によると、ここ最近、キャンベラでは全般的に車の盗難や車上荒らしが増加しており、特にアパート駐車場など車が多く集まる場所で、一挙に複数台が狙われる確率が高くなっており、また、独立家屋、アパートを問わず、盗難の例で最も多いのは、車内に鍵を保管していた、車に鍵を掛け忘れていた、といったケースだとのことです。
犯人は簡単に狙えるターゲットを探しています。
車を運転する際は、常に鍵は車外に持ち出してドアやトランクは確実に施錠する、車を守るためにはガレージは常に閉鎖しておく、といったことを心掛けてください。
アパートや独立家屋のガレージのリモコン信号を読み取るなど、巧みに開ける手口が利用される可能性もあり、防犯対策が必要です。ガレージ外部や内部に防犯カメラを設置する、センサーライトを取り付ける、といった目に見える対策は、犯行の抑止に直接繋がるため効果的です。
万が一、車の盗難に遭った際は、警察(番号は131444)に連絡し、以下の情報を伝えてください。
「車の登録番号(Registration Number)、車種(Make)、モデル(Model)、色(Colour)、車の保管状況や盗難の状況、時間・場所等(Distinguishing features, Time and place of the offence)」
皆様が被害に遭わないよう参考にしてください。
在オーストラリア日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成