復旧作業完了までには10日から14日かかるとみられており,フライトを利用して旅行や出張をする際は,航空会社に問い合わせるなど十分な注意が必要です。
3ヶ月前,Marsden Point(オークランドから北へ140km)にて行われた掘削作業によって,航空機燃料補給用パイプラインに損害が生じたため,現在オークランド空港への石油供給が不足しており,フライトに影響が生じています。
復旧作業完了までには10日から14日かかるとみられており,フライトを利用して旅行や出張をする際は,航空会社に問い合わせるなど十分な注意が必要です。
1.経緯と概要
9月14日(木)午後,漏出が発見され付近の住民が避難
9月17日(日)オークランド空港発着の27便が欠航
・復旧作業完了までには10日から14日かかる見込み
・燃料配分が完全に遮断され、現在は問題発生前に保管されていた燃料等で補われており通常の30%ほどしか燃料が支給されていない
2.影響
(1)オークランド空港へ到着するフライトは、離陸前に余分に燃料を補給してくるよう注意喚起されており、長距離フライトの到着はNZ国内の他の空港へ変更される場合がある。
(2)直接の影響があるのはオークランド空港への燃料パイプのみであるが、ウェリントン空港、クライストチャーチ空港やシドニー空港でもオークランド空港からのフライトへの燃料補給を求めるケースがある。
(3)燃料補給のため予定外の空港へ到着し目的地への乗り継ぎができない、数日間もの間次のフライトを待たなくてはいけないなど深刻な影響がでている(18日オークランド発成田行きのNZ航空便はブリスベン空港で給油し,成田に向かった模様)。
(4)空港スタッフも状況をはっきり把握できていないようで明確な案内がされておらず、情報が十分でなく混乱が続いている。
(5)空港内では食事券などしか支給されず搭乗者へのサポートも不足している。
3.情報収集のためには?
オークランド空港WEB
https://www.aucklandairport.co.nz/
AIR NZ WEB Travel Alert
https://www.airnewzealand.co.nz/travel-alerts#2PuIjuFruk6G6vA7Qy5p
在オークランド総領事館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成