キルギスのテロ・治安詳細情報.001

 
キルギスでは,「行政責任に関するキルギス共和国の法律」が新たに施行され,公共の場における飲酒が禁止されています。同法に違反した場合,最大1,000ソムの罰金を課されます。

 

 
6月9日(金)午後7時ころ,ビシュケク市内「長距離バス西乗り場」において,日本人の短期旅行者の方が屋外のベンチに座ってビールを飲んだため,罰金を取られる事案が発生しました。

 
キルギスでは,2017年1月末から「行政責任に関するキルギス共和国の法律」が新たに施行され,公共の場(路上,スタジアム,公園,マンション中庭,公共交通手段内,その他公共の場所等)における飲酒が禁止されました。また,併せて「酔った状態で公共の場へ出入りすること」も禁止されました。

 
同法に違反した場合,最大1,000ソムの罰金を課されます(※初犯の場合,2回目以降は罰金が増額)。罰金の支払いは銀行で行い,支払後,領収書を当地警察に提出する必要があります。なお,当地警察官が直接現金で罰金を受け取る行為は,法律で禁止されています。

 
在留邦人の皆様におかれましては,上記公共の場で飲酒することのないよう,十分注意を払って下さい。また,現在ラマダン期間中であることを意識して,テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,外務省及び当館が発出する渡航情報等及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けて下さい。

 
在キルギス日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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