スペイン(首都マドリード、観光地バルセロナ、サグラダファミリア等)への旅行を検討中の皆様へ

本記事では日本国外務省の配信情報をもとに、スペイン(首都マドリード、観光地バルセロナ、サグラダファミリア等)への旅行・観光時の留意事項をご紹介致します。

 

 
1.スペインを含むシェンゲン領域内で入出国スタンプが押印されるのは,最初の入国地及び最後の出国地のみであり,入域後の領域内国間での移動においては,押印されません。なお,最初の入国地で入国スタンプが押印されず,後日トラブルとなる事案が確認されていますので,押印されていない場合は,必ず押印を要求してください。

 
2.外国人は,身分証明書の常時携行が義務付けられています。旅行者の方は旅券を,長期滞在者の方は居住証明書を常時携行してください。

 
3.日本国内では犯罪にならないような軽微な事件(ホテルやバーでの小さなもめ事等)で逮捕される場合があります。その主な原因は言葉の問題による説明不足とスペイン警察官に対する認識不足が挙げられます(日本では警察官に多少抗議しても逮捕されることはありませんが,スペインでは,特に外国人が,警察官に対する抗議により公務執行妨害等の理由で逮捕される例があります)。

 
4.麻薬等の薬物取締りは厳しく実施されています。見知らぬ人物から「荷物を預かってもらいたい,運んでもらいたい」などと依頼され,知らぬ間に麻薬の「運び屋」に仕立てられることもあり得ますので注意してください。

 
5.スペインでは,親権を持つ親であっても,他方の親の同意を得ずに未成年(16歳未満)の子を連れ去ることは,「未成年の奪取」として重大な犯罪となる可能性があります。また,「未成年の奪取」容疑者とされた場合は,スペインのみならず,同国と刑事司法上の共助関係を有する第三国においても,容疑者とされる可能性がありますので,ご注意ください。

 
6.写真撮影は一般的には自由ですが,軍事施設及び博物館・美術館等では禁止されている場合がありますので,事前に確認するなど注意が必要です。

 
7. スペインに3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく管轄の日本国大使館・総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はスペインを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。郵送,ファックスによっても届出を行うことができますので,大使館・総領事館まで送付してください。

 
出典:外務省 海外安全ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=161)

 

 

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