フランスのテロ・治安詳細情報.001

フランス:パリ市内のシャンゼリゼ通りにおける銃撃事件発生に伴う注意喚起 2017年04月21日
【ポイント】
●4月20日夜,パリ市内のシャンゼリゼ通りで銃撃事件があり,少なくとも警察官3名及び外国人1名が死傷する事件が発生しました。
フランスでは大統領選挙を標的としたテロ計画の容疑者の逮捕事案等も発生しており,引き続きテロ等への注意が必要です。

☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。

1 4月20日21時頃(現地時間),パリ市内のシャンゼリゼ通りで銃撃事件があり,少なくとも警察官3名及び外国人1名が死傷,実行犯1名が現場で射殺されたと報じられています。また,別の容疑者に対する逮捕状が出されたとの報道もあります。

2 本件について,事実上のISILの通信社とされる「アアマーク通信」は,本件犯行が「ISILの兵士」によって行われたと発表しています。また,フランスでは23日に大統領選挙を控え,18日にはこれを標的としたテロ計画の容疑で2人が逮捕されていますが,この事件の容疑者もISILへの接触を試みていたとの情報があると報じられています。この他,今年に入ってから,欧州では都市の中心部において不特定多数を標的とするテロが連続して発生しており,引き続き注意が必要です。

3 フランスへ渡航・滞在される方は,最新の関連情報の入手に努め,不特定多数が集まる場所(観光施設,公共交通機関,デパートや市場,競技場等)や,政府・軍・警察関係施設では,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れる等安全確保に努めてください。
また,大統領選挙期間中,テロ等不測の事態に巻き込まれることのないよう,以下のような場所には不必要に近づかないなど十分注意してください。
●投票所及びその付近
●候補者の演説や関連の集会
●候補者の選挙事務所付近

出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

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