フランスのテロ・治安詳細情報.001

在リヨン領事事務所より

1.報道によれば、4月18日(火)午前、マルセイユ市3区にて、テロを企図した疑いでフランス国籍の男2人が逮捕されました。フェケル内相の発表では、本テロ計画は大統領選挙の第1回投票(23日)前日を狙ったものであり、実行まで差し迫ったものでした。

2.被疑者2名は双方とも過激化の疑いでかねてから警察当局により把握されており、本件捜査はテロリストとの交流やテロリスト・グループとの違法な武器取引の疑いで先週初めから行われていた模様です。被疑者が逮捕されたアパートでは、現在も治安維持活動及び爆発物検知活動が実施されており、一部報道ではアパートからTATP(過酸化アセトン:自家製の爆薬)が発見されたと報じられています。

3.つきましては、不測の事態に巻き込まれることがないよう、特に選挙期間中において、投票所付近や演説等における大統領候補者付近に立ち寄る際には、周りの状況に十分注意してください。
(大統領選挙日程)
4月23日 大統領選挙(1回目)
5月 7日 大統領選挙(2回目:1回目の投票で過半数を得る候補者がいなければ、上位2名による決選投票となる)
5月中   新大統領就任式

出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成


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