在留邦人で被害に遭われた方もいますが幸い怪我はありませんでした。
シカゴ市内の高速290号線や90号線,レイクショアドライブ等で走行中の車両に対して発砲する事件が発生しています。
発生件数はイリノイ州全体で2017年に51回,2018年に43回となっており死傷者も出ています。
発生時間帯は深夜が中心ですが日中に発生した例もあります。
犯行形態は道路沿線や走行中の車両からの射撃と考えられますが,走行中の被害であるため場所の特定が難しく,犯行動機がはっきりしないことが多い犯罪です。
シカゴ市南部や西部で多く発生しているため道路沿線の素行不良者が面白半分に発砲している可能性や,ギャング同士の抗争などの銃撃による流れ弾による被害,又は追い越し方法などをめぐる交通上のトラブルも考えられます。
邦人被害例
5月26日(日)午前10時30分頃,シカゴ南部産業科学博物館付近の高速道路90号線を走行していた在留邦人の車の運転席窓ガラスが走行中に割れた。車を調べたところ助手席側のドアに銃弾の貫通痕らしきものがあったため警察に届け出た。
被害に遭わないための注意点
夜間や深夜の発生が多いため,これらの時間帯の不要不急な外出は避ける。
また,交通上のトラブルが原因となることが考えられるため,時間帯にかかわらず,走行中は他のドライバーを刺激しないよう,車線変更等の際は交通ルールを守り安全な走行を心がけてください。
在シカゴ日本国総領事館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成