運転者や同乗者に怪我はありませんでしたが、車内に貫通痕が発見されています。
1.5月26日、イリノイ州シカゴ市内のインターステート上において、ミシガン在留邦人の方が運転する車の運転席側窓ガラスが割れる被害が発生しました。被害に遭われた方の説明によると、科学博物館へ向かってインターステート90を南進中の出来事で、当初は飛び石による被害と思い、目的地までそのまま移動し、博物館に着いた時点で助手席側に車内から車外への貫通痕を発見したことから、最寄りの警察にも被害を届出ました。警察の調査の結果、この窓ガラスの破損は何者かに銃撃された可能性が高いということです。
2.車に同乗していたご家族が後部席にいたこともあり、運転手も含めて誰も負傷しませんでしたが、一つ間違うと命に関わる重大な事案に発展していた可能性も十分考えられます。今回の事案については被害に遭った方の車を狙って発砲したものなのか、他の車両を狙い偶然当たってしまったのかは分かりませんが、シカゴでは走行中の車両に対する銃撃事案が度々発生しているようです。アメリカは銃社会の国であり、交通上のトラブルが原因で発砲される可能性もあることから、十分に注意して下さい。
在デトロイト日本国総領事館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成