イランのテロ・治安詳細情報

 
在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ

 

 
1 事件の概要

(1)4月16日午後7時頃,テヘラン市内バリアスル通り沿いにおいて、在留邦人がタクシー配車アプリ(スナップ)を使い,タクシーを待っていたところ,同在留邦人の前に車両が停車しました。同在留邦人は自分が呼んだタクシーかと思い,同車両(イラン人風の男3人乗車)に近づいたところ,乗っていた1人に手を掴まれ,無理矢理車内に引き込まれそうになりました(その際,同在留邦人は抵抗したため,事なきを得ました)。

(2)5月1日午前11時15分頃,テヘラン市内チャムラン通りタブナックバス停付近の道路上において,助手席に在留邦人が乗車した車両(運転手はイラン人)が渋滞で停車中,同車両の脇をすり抜けようとしたオートバイのハンドルが(在留邦人が乗車した)車両のサイドミラーと接触したことから,両運転手が口論となりました。その口論中,突然現れた別の体格の大きなイラン人風の男が,開いている車両の窓から運転手の胸元のネックレスを掴んで引きちぎり,逃走しました。

 
2 注意喚起

○ タクシーを呼んだ際は,自らが呼んだタクシーのナンバーに間違いがないか確認して下さい。関係のない車両の運転手に話し掛けられても,応対(近寄らない)しないようにして下さい。

○ 乗車している車両が渋滞や信号待ちで停車した場合は,車両の窓ガラスを確実に閉め,車内
の金品(携帯電話含む)を車外からひったくられることがないように気をつけて下さい。

○ もし,同様の被害に遭われた場合は,犯人を追跡したりせず(取り返そうとした際,犯人か
ら危害を受ける可能性があるため),事後の対応は当地捜査機関に委ねて下さい。

 
在イラン日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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