バングラデシュのテロ・治安詳細情報

 
バングラデシュにお住まいの皆様、旅行者の皆様へ

 

 
1 報道によると、昨29日午後7時35分頃,ダッカ市グリスタン地区(Gulistan)のシネマホール付近で手製爆弾が爆発し,警察官3名が負傷する事件が発生しました。また,インターネットサイトにおいて,イスラム国(IS)が2年以上ぶりにダッカにて警官を爆撃した旨主張していると報じられております。
 今回のISの主張が昨日当館からの注意喚起にてお知らせした,ISによる活動の可能性の一環であるかは不明でありますが,今後,同様の事件が発生する可能性も否定出来ません。

 
2 つきましては,既に累次のお知らせにて,十分な警戒をお願いしておりますが,最近の過激派組織による事件発生及びラマダン月が近づいていることも踏まえ,以下の対策を講じるなどして,引き続き警戒をお願いします。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識し,極力訪問を控える。
外国人が多く集まるレストラン,欧米関連施設,政府施設(特に軍,警察関係庁舎),公共交通機関,宗教施設,観光施設,ショッピングモールや市場など不特定多数が集まる場所。

(3)外出先での不測の事態に備え,あらかじめ非常口等の避難経路を確認しておき,周囲の状況に注意を払う。不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

(4)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には,警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。

 
在バングラデシュ日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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