3月30日、Bree通りで邦人が強盗被害に遭いました。

 
在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ

 

 
１．３月３０日（土）朝７時頃，市内Bree通りを歩いていた邦人が，５，６人でたむろしていたアフリカ人(国籍不明)のうちの１人に絡まれ，その後，４，５人に囲まれた上，手首を掴まれ，抱え込まれました。

 
２．昨年１０月１５日付の当館からの注意喚起のとおり，近隣のボカープ周辺では，以下の事件が発生しています。

（１）昨年９月上旬，午後２時過ぎ，ボカープ近辺のホストファミリー宅前で，邦人女性が４人組の男による強盗被害に遭いました。男はナイフと銃を突きつけ，使用しようとしたiPhoneを奪い取られました。

（２）昨年１０月８日，日中，ボカープを観光中の邦人男性が２人組の男に羽交い絞めにされ，携帯電話等を奪われる被害に遭いました。

 
３．なお，Bree通り近隣のボカープは，ケープタウン市内山腹斜面にある観光スポットとして知られるカラフルな街並みのケープマレー・コミュニティです。その他当地は，ウォーターフロント等近代的な建物，乃至は著名な観光地等，一見すると安全に見えます。また，当地に長く在留すると，ついつい安全な場所であると錯覚しがちです。しかし，当地の犯罪発生率は依然高水準で推移しており，市内他外を歩く際は，十分に注意してください。特に不特定多数の人が利用できる場所においては，更なる注意が必要です。またボカープ周辺については単独での訪問は厳に控え，また複数であっても十分に注意して行動してください。なお万が一強盗に遭遇した際は，絶対に抵抗しない様にしてください。
また，日本と異なり歩きスマホは強盗の誘因になるので極めて危険である旨必ず忘れないでください。

 
在ケープタウン領事事務所

 
出典：外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成