１２月１４日，マナグア市内のショッピングセンター「ガレリア・サント・ドミンゴ」付近の路上において，在留邦人が被害者となる強盗事件が発生しました。

 
本件では多額の現金が奪われており，味を占めた犯人らが，今後邦人をターゲットにさらなる犯行に及ぶ可能性があることから，より一層の注意と警戒をお願い致します。

 

 
１　事件概要

１２月１４日（金）午後６時頃，被害者２名は，マナグア市内のショッピングセンター「ガレリア・サント・ドミンゴ」西側道路を南方に向かって歩いていたところ，若い男５～６名が後方から被害者らに接近し，ナイフを突きつけて所持品を渡すよう要求しました。被害者のうち１名は多額の現金を所持していましたが，危険を察知し，即座に所持品を差し出したところ，男らは危害を加えることなく，その場から走って逃走しました。

 
２　日頃の防犯対策

本件は，夕刻の時間帯，ショッピングセンター・ガレリア・サント・ドミンゴ西側のビエホ・サント・ドミンゴ通り上で発生しました。当時，周辺道路は交通渋滞が発生しており，多数の車両の往来があったにも関わらず被害に遭ったことから，次のポイントに留意し，日頃の防犯対策を講じて頂くようお願い致します。

○日没後の徒歩での移動は避け，日中でもできる限り自動車を利用する。

○多額の現金を持ち歩かない。

○反撃や時間稼ぎ等の抵抗はしない。

○一見安全な環境（人通りが多い，警備員が常駐している，複数で移動している等）であっても，決して油断しない。

 
３　特に注意してほしいポイント

本件被害の発生により，多額の被害品に味を占めた犯人らが邦人をターゲットにして，さらなる犯行に及ぶ可能性があるため，周辺道路を通行する際は，移動の手段を問わず，より一層の注意と警戒をお願い致します。

 
在ニカラグア日本国大使館

 
出典：外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成