在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
1 発生日時
10月5日(金)22時20~30分頃
2 発生場所
パライゾ地区アビリオ・ソアレス通り(Rua Abilio Soares)とカルロス・ステイネン(Rua Carlos Steinen)の交差点にあるタクシーポイント
3 事件概要
被害者2名は、上記場所付近のレストランで食事をとり,帰宅するためタクシーポイントに向かったが,同ポイントにタクシーが止まっていなかったので,UBERを呼ぶことにした。同2名はUBERの車両待ちのためその場に止まっていたところ,2~3分後にバイクに乗った犯人(2名)が現れた。犯人が拳銃を所持していることは確認できなかったが,犯人は拳銃を所持している素振りをしたので,被害者は犯人の要求通りスマートフォンと財布(被害者1名は財布を所持していなかったので現金のみ)を渡し,スマートフォンの暗証番号も伝えた。その直後に犯人は逃走した。被害者に身体的な被害はなし。後日携帯アプリのUBEREATSから1,000レアル程度引き落とされていたことが確認された。被害者は警察に被害を届け出た。
4 被害品
スマートフォン,現金,財布とその中身
5 防犯対策
(1)パライゾ,ジャルジン・パウリスタ近辺では金曜の夕方から夜にかけての邦人被害が増えているので,同時間帯には注意を要する。
(2)常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示する。
(3)万が一、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗せず、犯人の要求に従う。
(4)逃走・抵抗またはそれと誤解される素早い動きはしない。
(5)犯人の顔は見ない。
(6)携帯に入力している情報データの流用に注意。注文する際、常にパスワードを要求するものに限定してアプリを登録ことを推奨。
在サンパウロ日本国総領事館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成