テロの標的になりやすい教会、軍・警察・司法等の政府関係機関の施設や車両等には近づかないようにしてください。
1.昨日(11日)、エジプトの治安部隊が、カイロ北東部にあるカリュービーヤ県ムストゥルド(Musturud)にある聖母マリア・コブト正教会に対する自爆テロを阻止したとの報道がありました。なお、犯人は自爆したとの情報もあります。
2.来週の犠牲祭(21日から24日頃)期間中やその前後に同様なテロ事件等が発生する可能性も排除できません。
3.なお、6日付で当館から発出した注意喚起において、爆弾テロと思われる事件が発生したと記載しましたが、事件について同日、エジプト政府から、車両内部のガスタンクが故障により爆発し、付近を通過していたマイクロバス等が巻き添えになったものとの発表がありました。
4.在留邦人・旅行者の皆様におかれましては、上記情勢に今一度十分留意のうえ、テロの標的になりやすい教会、軍・警察・司法等の政府関係機関の施設や車両、主要インフラ施設、デモ・集会等には近づかないようにするとともに、公共交通機関などの外国人を含めた不特定多数の人が集まる場所においては、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
在エジプト日本国大使館領事部
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成