観光シーズンに入り,外国人観光客に対する金品目的の犯罪被害が増加することが懸念されます。

 

 
1 ウィントフック,レホボス,オカハンジャ,ウォルビスベイの商業施設の駐車場で,買い物から戻ったところ,警備員を装った者から支払う必要のない駐車料をATMで支払うよう要求され,カードを強奪される事案が発生しています。当地で駐車料をATMで支払うというシステムは存在しませんので,ご注意ください。また,上記の地域以外でも同じ様な被害が発生する可能性はありますので,見知らぬ者に声を掛けられた際は,十分な警戒が必要です。

 
2 8月2日(木)20時頃,観光客が市内のレストラン(Roof of Africa)で食事を終え,近くの宿泊所へ徒歩で移動中,複数名の犯行集団にナイフで脅され,旅券の入ったバッグを強奪される事件が発生しています。警察も観光客のみならず,地域住民に対しても徒歩での移動,特に夜間の徒歩での移動を控えるよう注意喚起していますので,移動する際はホテルやロッジで呼んでもらうタクシー,または,以下の電話で呼ぶシステムのタクシー会社のご利用をお勧めします。

下記の2社は比較的安全と言われています。
DIAL-A-CAB社 +264 61 223 531  Gunter社   +264 81 261 3907

 
3 8月2日(木)午後11時頃,市内の観光客に人気のバー(Warehouse Theatre)付近で,外国人駐在員が路上強盗被害に遭っています。同被害者はバー周辺に駐車スペースがなかったことから,人気の無い少し離れた場所に車を停め,友人らと交流後,車に戻ってきたところ,ストリートチルドレンを含む犯行集団に刃物で脅され金品を強奪されています。

 
4 8月4日(土)14時45分頃,ウィントフック市内のカタトゥーラ地区のシングルクォーターマーケットで観光客のバッグが置き引きされる事案が発生しています。同観光客はバッグを足元に置き,当地の伝統料理を楽しんでいたところ,置き引き被害に遭いました。このような金品目的の犯罪は当地では頻繁に発生していますので,貴重品は肌身離さず,用心を怠らないことが肝要です。

 
在ナミビア日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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