在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
1 被害状況
6月5日、邦人女性旅行者がラパス市内のサンフランシスコ教会付近を観光していたところ、観光客を装ったペルー人を名乗る女性から写真撮影を依頼された。その女性の写真を撮っていたところ、インターポールを名乗る男性にパスポートの提示を求められた。男性からそのままついてくるよう言われ、男性が止めたタクシーに女性と共に乗車させられた。車内で女性と邦人旅行者の荷物を物色された後、邦人旅行者のパスポート及びバッグが返却され、邦人旅行者のみ降車させられた。降車後、貴重品(現金、クレジットカード及び携帯電話)を入れたポーチが盗まれたことが判明した。
2 注意事項
(1)ボリビアでは偽警察官による盗難被害が多発しています。観光客を装った女性及び偽警察官は共犯であることが想定されます。手口をよく理解し騙されないよう注意してください。
(2)本物の警察官(制服着用)が路上や車内で一般の旅行者の所持品検査を行うことはありません。また、警察官が提示する警察官証明書は偽物の可能性もあります。私服警察官から所持品検査を求められた場合には、近くにいる制服警察官を呼ぶ、観光警察又は日本大使館に連絡する等の対応を取ってください。
在ボリビア日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成