在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
10日、クワズールナタール州、ダーバン近郊のヴェルーラム(Verulam)に所在するイマム・フセイン・モスクにおいて、ナイフ等を使った襲撃事件が発生しました。
この襲撃では、ナイフ等で武装した3人の男が礼拝者を装ってモスクに侵入し、モスク内で3人をナイフで切りつけた上、モスクの図書室等に火を付けました。
この事件で、1名が死亡し、2名が重傷を負っています。
現在、国家警察重大犯罪捜査局がテロの可能性も含めて捜査を行い、犯人の行方を追っています。
その後、13日に同じモスクの聖職者の椅子の下から携帯電話とケーブルで繋がれた白色のカプセルが発見されました。
警察の爆発物処理隊が出動し、同物件を回収して、鑑定が行われています。
なお、外務省は、5月7日付で、15日頃から始まるラマダン月のテロについての注意喚起を呼びかけています。
つきましては、報道などで最新の情報を入手するとともに、事件の詳細が判明し、安全が確認されるまで、当面の間、不要不急の同エリアへの立入りは避けるなど、十分注意してください。
また、外出先で人の叫び声や銃撃音・爆発音等を聞いた場合は、興味本位で近づくことは絶対に避け、周囲を確認し、可能な限り、低い姿勢で銃撃音等から離れてください。
万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。
在南アフリカ日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成