バングラデシュにお住まいの皆様、旅行者の皆様へ
既に当館からも注意喚起を行っているとおり,バングラデシュ民族主義者党(BNP)ジア総裁等にかけられている,ジア孤児基金着服容疑に関する裁判判決が本日(2月8日)下され,ジアBNP総裁に懲役5年の有罪判決,タリク・ラーマンBNP上級副総裁は懲役10年の有罪判決を言い渡しました。
この結果を受け,裁判所周辺や市内の随所で投石など治安当局や与党アワミ連盟との衝突が発生しています。
大変危険なので,不要不急の外出は控え,特別な警戒をお願いします。
また、今後も判決を不服としてBNPや関連団体が全国規模の抗議行動や集会,ハルタル等を実施する可能性があり,規制する治安当局や与党アワミ連盟(AL)との間で衝突が発生,激化する危険性もあります。
つきましては,在留邦人の皆様におかれましては,報道等から常に最新の情報を入手するよう努めるとともに,外出の必要性を今一度確認し,昼間,夜間を問わず不要不急の外出を控えるなど,今まで以上の警戒をお願い致します。また,外出の際は不測の事態に巻き込まれないよう,群衆への接近を避け,周囲の状況に注意した慎重な行動を心掛け,仮に,デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど,自らの安全確保に努めてください。
なお,異常事態に遭遇した場合は,大使館までお知らせください。
在バングラデシュ日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成