在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
カメルーン共和国ヤウンデ市内で,原因不明の出血熱が発生し,死者が発生しております。
現時点,判明している事項についてお知らせいたします。
●1月29日,当国保健大臣は,ヤウンデ市内で原因不明の出血熱による3名の死者が発生していることを発表しました。
これらはヤウンデ市内のBiyem-Assi地区およびEfoulan地区に住む同一の家族内で発生している模様です。
当国の保健省は緊急対策チームを立ち上げて,原因や接触者の調査を進めています。
●原因については,これまでのところエボラウイルス疾患,マールブルグ病およびラッサ熱ではないことがわかっているものの,黄熱病やクリミア・コンゴ出血熱などの疾患については現在も調査が続けられています。
●これらの出血熱は感染経路は様々ですが,感染者との接触,ダニや蚊に刺されること,ネズミからの感染などが考えられますので,万が一の感染を避けるため,
・高熱があったり発疹(体の赤いぶつぶつ)があったりする患者には接触しない
・蚊やダニに刺されない工夫をする
・ネズミなどの有害動物は駆除する
などの対策を取ってください。
今後,新たな判明事項等が分かり次第,ご連絡いたします。
在カメルーン日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成