在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
ラパス県保健局(SEDES)によると、2015年82例、2016年128例だったムンプス症例が今年は第45週(11月12日まで)までに3033例発生しています。
9月から徐々に増え、特に10月26日~11月12日の期間には、1698例から3033例へと急増しています。
おたふくかぜは、強い感染力を持つおたふくかぜウイルスにより、飛沫感染します。
2~3週間の潜伏期の後、発熱、両側耳下腺腫脹・疼痛で発症し、通常は1~2週間で軽快しますが、合併症として髄膜炎(頭痛)、男性では睾丸炎を発症することが有り、男性不妊の原因となることがあります。
一度罹ると終生免疫が得られますが、感染の既往の無い方やワクチン未接種の方は、患者さんに近づかない等十分御注意ください。
在ボリビア日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成