10月19日午前7時50分頃、邦人4名が自動車にて米国McAllen市からメキシコに入国し、Tamaulipas州Reynosa市に向かって通勤する途中、国道40号線に合流前の高架下を走行していたところ、停車中の車両が突然動き出して道をブロックされ、中から出てきたマシンガン等を所持した犯人に所持品及び車両を強奪された。
1 概要
日時:10月19日午前7時50分頃
場所:Puente Internacional Anzaldúasから国道40号線に合流する手前の高架下路上
内容:邦人4名が自動車にて米国McAllen市からメキシコに入国し、Tamaulipas州Reynosa市に向かって通勤する途中、40号線に合流前の高架下を走行中していたところ、停車中であった車両が突然動きだし、進路を塞がれる形となった。
距離があったためバックしようとしたが、銃を持った犯人4名(マシンガン2丁及びピストル2丁)が降車し、被害者らに銃を向けてきたため、両手を挙げて抵抗の意思がないことを示した。
犯人らは被害者のドアを開け、「Get Out!」と車を降りるように指示してきたため、被害者らが降車すると、ポケットから携帯電話や財布等の貴重品を奪い、被害者の車両に乗って、レイノサ市工業団地方面に逃走した。怪我はなかった。
なお、被害者らの車両横を走行していた他の車両1台も同時に被害に遭った。
また、被害者らの後方を走行していた車両はバックで逃走し、難を逃れた。
2 強盗被害の増加
タマウリパス州レイノサ市では、10月2日にも邦人が車両を強奪され、負傷する事件が発生しており、同市周辺における強盗被害については、十分に注意が必要です。
同市に対し、外務省は「危険情報レベル2:不要不急の渡航は止めて下さい。」を引き続き発出中です。やむを得ない理由で渡航・滞在する場合には、報道等により最新の治安情報を入手しつつ特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。
在メキシコ日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成