車上荒らし、窃盗等の事例に関し、注意喚起を行います。
1 スターバックスにおける被害
今月に入り、スターバックスにおける車上荒らし、窃盗被害が3件報告されています(内1件の被害者は邦人ではなくメキシコ人社員)。
・9月5日午前7時15分頃、スターバックス(シラオ市プエルト・インテリオール内)駐車場内に車を停めてコーヒーを買い戻ってきたところ、運転手側の窓ガラスを割られ、車内においてあった鞄等が盗まれていた。
・9月15日午前中、スターバックス(バヒオ空港近くのONEホテル隣)の店内で食事をした後、店を出ようとしたところ、鞄がなくなっていることに気づいた。
・9月19日午前7時45分頃、スターバックス(バヒオ空港近くのONEホテル隣)駐車場に車を停めてコーヒーを買い戻ってきたところ、窓ガラスを割られ、車内においてあった鞄等が盗まれていた。
2 HEBにおける被害
また、邦人が良く利用するスーパーHEBにおいても、先月から今月にかけて2件車上荒らしの被害が発生しています。
・8月11日午後2時、アグアスカリエンテス市内のHEBに車を停め買い物をしていたところ、運転手席側後部座席の窓ガラスを割られ、車内においてあった鞄を盗まれていた。
・9月9日午後4時、レオン市内のHEB(ロペス・マテオス通りとカンペストレ通りの交差点)に車を停め買い物をしていたところ、車の鍵穴を壊され、カーオーディオが盗まれていた。
3 運転中に出会う「当たり屋」の事例
当地ドイツ名誉総領事よりの情報でドイツ市民が受けた被害ですが、レオン市内フアン・アロンソ・デ・トレス通りを走行中、横から来たバイクが車体にぶつかってきたが、車を停めることなく自宅まで走り続けて帰宅した事例があり、後日警察より、わざと車体にぶつかり、運転手が停車したところを襲うという最近の犯罪パターンであるとの説明を受けたとの事でした。
また、駐車中に車のナンバープレートをわざと外し、運転手が知らずに走り出し、ナンバープレートが落下してしまったところで、ナンバープレートを拾ってあげるふりをし、停車させた上で強盗を働くといった犯罪手口もあるそうです。
4 対策
(1)車上荒らしの犯行は2~3分のごく短時間に行われ、車外から荷物が見えない状態(トランクも含め)や、警備員がいる比較的安全と思われる駐車場でも発生しています。また、駐車場にある車の中で犯人が標的を探しながら潜んでいる場合もあります。繰り返しになりますが、自分だけは大丈夫だと思わず、また、短時間であっても、車内に一切荷物を残さないようにすることが一番有効な対策です。
(2)運転中に受けた事故であっても、周囲の状況を良く見極め、不審な点がある場合はすぐに停車せず、安全な場所まで移動してから状況を判断することも重要です。
在レオン日本国総領事館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成