同日は,マニラ市内,特に集会の開催が予定されている地域への不要不急の訪問は避け,やむを得ず訪問する場合は,集会や集団に近づかないよう,細心の注意を払ってください。
1.フィリピン当局によれば,マルコス元大統領の戒厳令布告から45周年を迎える21日は,マニラ首都圏マニラ市内にあるリサール公園を中心とする同市内各所において,戒厳令等政府の施策に対する大規模な抗議集会の開催及び参加者によるデモ行進等が予定されています。
2.21日当日は、同市内リサール公園を中心に道路封鎖等が実施されるため,交通機関の混乱が予想されるほか,多くの人が集まる場所では,暴動やテロ等不測の事態の発生も懸念されますので,マニラ市内,特にリサール公園,イントラムロス,キアポ及びマラカニアン周辺地域への不要不急の訪問は避け,仮にやむを得ない事情によりこれら地域に行かれる場合には,普段にも増して危機管理意識を強く持ち,細心の注意を払うとともに,以下の対応に努めてください。
(1)最新の関連情報を入手する。
(2)種々のデマや噂に惑わされることのないよう注意する。
(3)当日,やむを得ず上記地域を訪問する場合には,周囲の状況に注意を払い,集会や集団には近づかない,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払い,当局の指示があればそれに従う。
在フィリピン日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成