ドイツ-治安 テロ情報

 
在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ

 

 
1.事件概要

9月16日(土)22時半頃、BY州トラウンロイトの居酒屋において、ドイツ国籍、62歳の男性がライフル銃を乱射し、2人を射殺、2人に重傷を負わせた。

被害者の4人は、いずれもトラウンロイトの近隣出身者である。

犯人は、事件後、居酒屋から逃走したが、約1時間後に警察官が付近で発見、逮捕した。犯人の自宅を捜索したところ、ライフル銃と実弾が発見された。

現在、詳しい犯行状況や原因・動機を捜査中である。

 
2.警察当局の広報URL(ドイツ語)

http://www.polizei.bayern.de/oberbayern/news/presse/aktuell/index.html/267639

 
3.当館からの注意喚起

当館管内(BY州・BW州)は、犯罪統計上、ドイツ国内で最も良好な治安情勢にあると言われていますが、それでも、東京都に比べて約5倍の割合で犯罪が発生しています。

また、本年に入り、次のような無差別殺傷事件も発生しています。

○ 2月25日(土)16時頃、BW州ハイデルベルク市街地の広場において、ドイツ国籍、35歳の男子学生1人が通行人に車両で突入し、1人を殺害、2人に軽傷を負わせた。

○ 3月29日(水)11時頃、BY州レーゲンスブルク市街地の広場において、シリア国籍、23歳の難民男性1人が通行人にナイフで襲い掛かり、1人に重傷を負わせた。

○ 6月13日(火)8時半頃、BY州ミュンヘンの駅において、ドイツ国籍、37歳の男性1人が警察官からけん銃を奪い取って乱射し、3人に重軽傷を負わせた。

○ 7月30日(日)4時半頃、BW州コンスタンツのディスコクラブにおいて、長年ドイツに住んでいるイラク国籍の34歳男性1人が軍用銃を乱射し、1人を射殺、16人に重軽傷を負わせた。

今後につきましても、イスラム過激思想に感化された若者によるテロ、薬物乱用者・精神疾患者による無差別殺傷事件等の発生が懸念されるところです。

皆様におかれましては、「ここは日本ではない」ということを再認識いただくとともに、ご自身、ご家族等の安全対策にご留意ください。

 
在ミュンヘン日本国総領事館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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