エルサルバドルにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
8月31日,当国保健省はRSウイルス流行拡大に伴い38市(サンサルバドル市,サンタアナ市,サンビセンテ市,アウアチャパン市,チャラテナンゴ市,ウスルタン市,サンミゲル市,ラ・ウニオン市,ペルキン市等)に対して,黄色警報(4段階のうち,2番目の注意警報)を発出しました。当国保健省はその他の地域においても感染の拡大防止に努めるよう呼びかけています。
RSウイルス自体は一般的なウイルスであり,風邪と似たような症状が現れ,乳幼児を中心に流行します。ほとんどの場合,重症化することなく完治しますが,初めての感染では肺炎や気管支炎を引き起こし重症化する場合がありますので,乳幼児に関しては特に注意する必要があります。
在留邦人の皆様,旅行者の皆様のおかれましては,感染予防の観点から,手洗い,うがい,咳やくしゃみからの飛沫感染を防ぐためのマスク着用,規則正しい生活とバランスのとれた食事の摂取,多くの人が集まる場所を避ける等,感染防止に努めてください。
また,体調が少しでも悪いと感じられた場合は,症状が悪化する前に病院へ行き治療するようにしてください。
在エルサルバドル日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成