在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
昨日,敷地内の建物が爆発を起こしたヒューストン近郊Crosbyの化学工場において,今後同敷地内の残りの建物についても爆発のおそれがあるとの声明が出されています。
皆様におかれては,引き続き当該工場の近辺(注:半径1.5マイルが立ち入り禁止ゾーン)には近づかないよう,また近隣にお住まいの方は,当局から避難の指示が出た場合は,それに従うようにしてください。
ヒューストンから約25マイル北東のCrosbyにある化学工場「Arkema」は,先の「Harvey」による浸水の影響で,敷地内の建物が既に3度の爆発を起こしており,9月1日付米国環境保護庁(EPA)の声明では,今後,残りの建物(残り8つの建物があると報じられています)についても,この2~3日の間に爆発のおそれがあるとされています。
既に,爆発の影響を受ける可能性のある地域には避難勧告がなされていますが,皆様におかれては,当該工場の近辺には近づかないようにしてください。
また,当該工場近隣にお住まいの方は,当局から避難の指示が出た場合は,それに従うようにして,安全を確保してください。
なお,爆発による大気への放出物は,EPAが,同プラント上空から緊急調査を実施したところ,高濃度の有害化学物質は確認されていない旨を発表しており,人体への影響はないとされています。
在ヒューストン日本国総領事館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成