パキスタン在留及び滞在邦人の皆様へ

 

 
1.当地報道等で既に報じられておりますが、本日(7月28日)午前、シャリフ首相等の不正疑惑(パナマ文書疑惑)に関する判断が、イスラマバードの最高裁判所で下される予定です。同判断の結果如何を問わず、判断を不服とした抗議活動が発生する可能性も考えられます。また、イスラマバードでは最高裁判所周辺を含めた市内中心部のレッドゾーン地区を中心に、警察当局等による警戒警備が既に強化されており、同地区への入域に関する交通規制も実施されております。

 
2.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いいたします。また、他の国内各都市でも今後の状況により抗議活動が行われる可能性も考えられますので、イスラマバード以外にお住まいの方におかれても、以下の注意事項を参考に慎重な行動を取っていただくようお願い致します。

(1)当地の各種報道等により最新の情報を入手し、安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、集会場所、宗教関連施設には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

(3)集会や抗議活動が行われている、又は行われることが予想される場所には決して近づかない。

(4)移動途中等に集会や抗議活動を確認した場合は、速やかにその場から離
れる。

 
在パキスタン日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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