マレーシア当局は7月5日、狂犬病にかかった子ども2人が死亡したと発表しました。
新聞報道等によると、狂犬病に感染したのは、サラワク州セリアン地区の農村地域に住む3人の子供で、2人の死亡が確認されました。
サラワク州の地方自治体やシム・クイ・ヒャン州住宅相によると、死亡した姉弟を含め3人が狂犬病に感染しており、狂犬病への感染のほとんどは犬にかまれることが原因とのことです。
マレーシアで狂犬病による死者が出たのはおよそ20年ぶりです。
また、狂犬病に関する問い合わせは、毎日午前8時から午後5時の間サラワク保健省ホットライン(082-443248/082-441780)で受け付けています。
なお、世界保健機関(WHO)によると、狂犬病は脳や脊髄の炎症を引き起こし、発症した場合はほとんど確実に死に至るとのことです。
在コタキナバル領事事務所
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成