オークランドへ観光目的での旅行をお考えの皆様へ
本記事では日本国外務省にて紹介されているオークランドでの治安情勢をご紹介致します。
犯罪発生状況
オークランド市内では,強盗や傷害等の凶悪事件は毎日のように発生しています。2015年7月~2016年6月までのオークランド市における主な犯罪者検挙件数は次の通りとなっています。
殺人:10件
強盗:598件
性犯罪:634件
麻薬犯罪:1,551件
窃盗:6,477件
主な日本人被害事案
場所 ロトルア市内 Kuirau Park
被害者 20代の男女
観光中の日本人男女が突然男3人に襲われる。男性は顔を殴られ顎の骨を骨折、女性は突き倒される。更に女性はバックを奪われ、スマートフォンなどが被害に。現場の公園は観光地として人気の場所だが、人目が少ない場所には近寄らないなど注意が必要。
場所 オークランド空港
被害者 10代男性
観光のためオークランド空港に降り立ち、入国審査を行おうとしたらパスポートがないことに気づく。飛行機内に忘れた模様。観光ができなくなり、空港で一泊後帰国するはめに。
場所 オークランド市内のフードコート
被害者 20代女性
フードコートで食事中、椅子の背もたれにかけていたカバンを。現金の他、免許証、部屋の鍵も盗まれて一大事に。
場所 オークランド ノース
被害者 20代女性
ドライブ中、見晴台で景色を堪能した後、駐車場に戻ると車の鍵が壊されており、車の中にあったバックが盗まれていた。パスポート、財布など貴重品全てを紛失。
場所 オークランド市内ファーストフード店内
被害者 20代の女性
ホテル代を節約するためファーストフード店で夜を明かしていた際、仮眠中にカバンを盗まれる。パスポート、現金、クレジットカードなど貴重品を全てなくす。
場所 オークランド中央図書館
被害者 30代男性
トイレから戻ると席に置いていたカバンがないことに気づく。現金、クレジットカードなどが被害に。
場所 オークランドのバックパッカー宿
被害者 20代男性
就寝中、顔の横に置いていたカバンを盗まれる。盗まれたことには全く気づかなかった。盗まれたクレジットカードが使われていることが判明し、急ぎクレジットカードを使用停止にした。
場所 オークランド市内シルビアパーク駐車場
被害者 40代男性
バックを車のシート下に隠していたが、窓ガラスを割られ、バックを盗まれた。パスポート、パソコンなどが被害にあった他、窓ガラスの修理もするはめに。
場所 オークランド市内のバー
被害者 20代女性
財布や携帯電話などを入れたバックをソファに置いて2時間ほど踊っていた間に、バックを盗まれた。現金 600 ドルの他、免許証、部屋の鍵も盗まれて一大事に。
場所 ファンガレイ付近
被害者 20代男性
ヒッチハイクで北上中、トイレ休憩にて。トイレから戻ったら車はすでになく、車の中に置いていたバックが盗難被害に。パスポート、財布など貴重品のほか、衣類など全て失う。たまたま通りかかった警察官の大変な尽力で、家のあるオークランドまで戻ることができ た。
場所 オークランド市内 ゴルフショップ
被害者 50代男性
ゴルフ用品を見ていた際、お店のカウンターに置いていたバッグを強奪された。犯人はつなぎのような服装で工事関係者を装っていたため、警戒心が薄れていた。犯人は店の前に停めてあった車の助手席に乗り込み逃走。運転手は別の男で、グループによる犯行とみられる。財布、パスポート、キャッシュカードなどが被害に。
場所 オークランド市内クィーンストリート
被害者 30代男性
午後2時頃、ベンチに座ってスマートフォンを見ていたところ、足下に置いていた荷物が盗まれた。荷物から目を離したのはほんの1分ほど。財布、パスポートなど貴重品が全て盗まれた。
場所 オークランド ビクトリアパーク付近
被害者 20代男性
真夜中1時頃、ビクトリアパーク付近を歩いていたところ、何者かに襲われバッグを強奪される。怪我はなかったものの、財布やスマートフォンが被害に。
場所 オークランド・クィーンストリート
被害者 30代女性
夜中2時頃、友人と徒歩で帰宅していたら、女性4人に囲まれた。バッグを奪われそうになったので抵抗したら殴る蹴るの暴行を加えられ、顔や腕に重傷を負った。偶然現場を通りかかった警察官により犯人は逮捕される。犯人は13~15歳の若者であった。
当地での滞在を満喫するためにも、まずは「自分の身は自分で守る。」という意識を持ち、安全対策には万全を期してください。
出典:外務省ホームページ(http://www.auckland.nz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzenjoho20141105.html)