在留邦人、インドを渡航中の皆様へ

 

 
1 マディヤ・プラディッシュ州において農場経営者らが6月1日から開始した反政府活動(借金の帳消しと適正な農産物価格の設定を要求している模様)が広がりを見せています。6月4日にはセホールにおいて警察との衝突が発生して6名の警察官が負傷、5日は農場経営者らがインドールからダブルチョウキまでを車両デモを実施、6日はマンドサウルにおいて警察側がデモ隊に発砲して5人が死亡し、これをきっかけにデモが激しさを増しています。

 
2 現地警察に現在の状況について確認したところ、ウジャイン(Ujjain)、デワス(Dewas)、マンダサウル(Mandasaur)、ニマチ(Neemuchi)の4地区で現在も緊張状態が続いているとのことです(それ以外の地区では現在のところ平穏)。またそれらの都市につながる主要道路も、警察の厳しい検問態勢が敷かれているとのことですので、通常の通行が出来ない可能性もあります。

 
3 報道によりますと、治安当局による鎮圧や行政による交渉によって事態の沈静化を図ろうとしているようですが、状況は今のところ好転していません。

 
4 つきましては、在留邦人の皆様、インドを渡航中の皆様、またこれから同地区に渡航を予定されている皆様におかれましては、上記の状況を踏まえ、上記4地区への渡航は出来るだけ控え、また、それ以外の地区についても状況が変化する可能性もありますので常に報道等により最新情報を確認し、暴動に巻き込まれないよう最大限注意していただきますようお願いいたします。

 
在ムンバイ総領事館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

投稿者について

本ブログは海外治安情報を中心に配信しております。

おすすめ: