４月１３日付けで、カナダ保健省はライム病に対する注意喚起を行っています。

 
マダニを介して感染するライム病にご注意ください。

 

 
１．４月１３日付けで、カナダ保健省はライム病に対する注意喚起を行っています。
　ライム病はボレリア菌を保有するマダニによって媒介される感染症です。
　初期症状としては、マダニに咬まれた皮膚部分を中心としてリング上に円を描いたような発赤が見られ、その後、筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、全身倦怠感等の症状が出てきた場合にはライム病が疑われます。慢性期となる前に速やかに医師の診断を受けてください。

 
２．予防法として、野外での活動時は長袖長ズボンを着用し、肌の露出を避けることが重要で、森林等から帰って着たら、自身の肌や髪の毛、またはペットにダニが付着していないか観察する様にしましょう。
　もしダニに咬まれている状況であれば、毛抜き用ピンセットなどで、なるべく肌に近いところでダニの頭の口先をつかむようにまっすぐ引き抜くようにしてください（ダニの体を押すと体液がご自身の体に注入されてしまいますので頭を押さえることが大事です）。咬まれた皮膚は石けんでよく洗い、水で流してください。取ったダニは瓶の中に入れ感染症状が出たときのために保管し医師を診察する際に持参ください。

 
３．皆様のお住まいの地域の状況につきましては、カナダ保健省のサイト（以下参照）を一度ご確認ください。
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/lyme-disease/surveillance-lyme-disease.html

 
在トロント日本国総領事館

 
出典：外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成