本年5月12日から13日まで予定される、ローマ法王のポルトガル・ファティマ訪問に伴い、当該期間及びその前後、車両にてスペインから幹線道路を利用してポルトガルに入国する場合、若しくは、航空機にてシェンゲン圏内からポルトガル国内の空港に入港する場合、入国の際に警察等による身分証証明書の提示を求められる可能性があります。また、ファティマでは、一定期間、周辺にて交通規制が実施される見込みです。
【本文】
1 本年5月12日から13日までの間、ローマ法王によるファティマ訪問が予定されております。
2 これに伴い、ポルトガル政府では、治安対策の一環として、スペイン国境付近の幹線道路及び、ポルトガル国内の国際線空港において、身分証明書の確認とファティマ周辺における交通規制を予定しております。
3 スペイン国境付近幹線道路における身分証明書の確認は、5月10日午前零時から同14日午前零時までの間、国境付近の幹線道路9地点(ポルトガルに入国する車両を対象)にて実施される見込みです。
詳細については、下記の内容をご確認ください。
○身分確認実施場所9地点(上記サイトから抜粋)
a 北部地方ヴィアナ・ド・カステロ県ヴァレンサ市:
高速道路A3号線(主要幹線国道IP1号線)に通じるトゥイ橋出口及び、ヴァレンサ駅(鉄道駅)
b 北部地方シャーヴェス県シャーヴェス市ヴィラ・ヴェルデ・ダ・ライア区:
スペイン国内高速道路A52出口のロータリーで、接続する高速道路A24号線0km地点
c 北部地方ブラガンサ県ブラガンサ市キンタニーリャ地区:
主要幹線国道IP4号線(欧州横断自動車道路E82号線/高速道路A4号線)のキンタニーリャ出口のインターチェンジ、または、国道218-1号線のキンタニーリャ警察税関協力センター(CCPA-CENTRO DE COOP. POLICIAL E ADUANEIRA QUINTANILHA)
d 中部地方グアルダ県アルメイダ市ヴィラール・フォルモーゾ地区:
スペインのフエンテス・デ・オニョロを通る620号線に通じる国道16号線(欧州横断自動車道路E80)沿いのフロンテイラ広場の警察税関協力センター(CCPA-CENTRO DE COOPERAÇÃO POLICIAL E ADUANEIRA VILAR FORMOSO)
旧国境の国道332号線62.7km地点、ヴィラール・フォルモーゾ駅(鉄道駅)及び、国道16号線の大型車両待機駐車場への進入道路も含まれる。
e 中部地方カステロ・ブランコ県イダーニャ・ア・ノヴァ市テルマス・デ・モンフォルティーニョ地区:
国道239号線と国道240号線の交差点
f アレンテージョ地方ポルタレーグレ県マルヴァン市:
スペインのヴァレンシア・デ・アルカンタラを通る521号線とマルヴァンをつなぐ主要補助国道IC13号線の国境地点及び、マルヴァン市ベイラ地区にあるベイラ・マルヴァン駅(鉄道駅)
g アレンテージョ地方ポルタレーグレ県エルヴァス市カイア地区:
高速道路A6号線の158km地点の出口で、観光案内所隣接
h アレンテージョ地方ベージャ県セルパ市ヴィラ・ヴェルデ・デ・フィカーリョ地区:
スペインのロサル・デ・ラ・フロンテラを通る高速道路A495号線とセルパをつなぐ主要幹線
i アルガルヴェ地方ファロ県ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオ市:
高速道路A22号線131km地点のフロンテイラ広場、および、ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオの桟橋
4 航空機により、シェンゲン域内からポルトガル国内の国際線空港に入国する場合であっても、到着後、空港内にて警察等による身分証明書の提示を求められることもあります。
5 このほか、ローマ法王の訪問期間前後にかけ、ファティマ周辺地域において交通規制が実施される見込みです。
6 期間中、関係箇所では渋滞若しくは混雑等、想定外の事案に遭遇する可能性があることから、関係箇所の利用を予定されている方におかれましては、最新情報を確認いただくとともに、時間にゆとりをもったスケジュールを心がけて頂きますよう、お願いいたします。
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成