※当地地下鉄爆発事件から10日過ぎましたが,このような事件は継続的に起こることがあります。引き続き注意してください。
1 相次ぐテロの脅威(4月10日以降)
●ドイツ西部ドルトムントで11日,サッカーチーム・ドルトムントの選手バス付近で爆発が発生,独捜査当局はイスラム主義者2人を容疑者として特定,容疑者1人を拘束しました。
●欧州では,車両や銃器,爆弾,ナイフなどを用いたテロ等が続発しています。
●特に4月16日(日)は,復活祭(イースター)関連行事が各地で開催される予定です。関連行事や教会等の場所等への訪問はできるだけ避け,やむを得ず訪問する場合には十分な注意が必要です。
●参考まで,ISILは,6日,自身の広報誌において,トルコの改憲案国民投票(4月16日)を狙った攻撃を呼びかけており,外務省では,トルコに対するスポット情報を発出しています。
サンクトペテルブルクにも中央区第7ソビエツカヤ通りにトルコ総領事館があります。何ら具体的情報を伴うものではありませんが,念のため,安全の確保を目的として,国民投票日のみならず,投票日前後であっても,上記内容を踏まえ,総領事館周辺では細心の注意が必要と思われます。
2 サンクトペテルブルクにおける新たな爆発事件の発生
●昨13日18時頃,市内ワシーリー島児童図書館付近にて爆発物が爆発し,大学生が負傷するという事件がありました。報道によると同学生は化学を専攻しており,研究室から爆発物を持ち出した疑いがあるとのことです。現在,捜査当局が捜査中です。
3 安全のために
●地下鉄を含め,公共交通機関のご利用は引き続き控えてください。また,電話による虚偽の爆破予告も繰り返し発生しているとの報道もありますので,最新の情報収集に努めてください。
●やむを得ず,不特定多数が集まる大型のイベント,政府施設,観光施設,デパートや市場等テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
●外出前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や連絡先を伝えておくようにしてください。
●お知り合いで,在留届を出されていない方がおられましたら,提出の呼びかけをお願いします。
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成
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