オーストラリアのテロ・治安詳細.001

 
オーストラリアへ渡航・滞在される方は、以下を参照し、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の収集に努めてください。

 

 
1 ビクトリア州警察は、27日午後3時頃、メルボルン市ワラビ地区において、年末におおよそ45万人が集まるフェデレーションスクエアにおけるテロを計画していた20歳の男性を逮捕しました。

 
2 今回のテロ計画は、ローンウルフ型と推測され、初段階での摘発により、脅威は排除されましたが、人口の密集するニューサウスウェールズ、ビクトリア、クイーンズランド州は注意を要するとしています。

 
3 9月には、親ISILのメディアにメルボルン(フリンダース・ストリート駅)及びシドニー(タウンホール駅)の各駅構内舎の風景動画が掲載されました。上記の場所に限らず、オーストラリアにおいて、今後ISILの呼びかけに呼応する者がテロ活動を起す可能性は排除できません。

 
4 オーストラリア政府によれば、現時点では、同国のテロの脅威レベル(「Probable」(起こりそうである))に特段の変更はありませんが、不測の事態に巻き込まれないよう引き続き以下の対応に努めてください。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)テロ・誘拐等の標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等、安全確保に十分注意を払う。爆発、銃撃の音を聞いたら、その場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとり、頑丈なものの陰に隠れる。周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに低い姿勢を保ちつつ、安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うことにも注意する。

 (※)リゾート施設,各種イベント会場,観光施設,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット,劇場,コンサート会場等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等

 
在メルボルン日本国総領事館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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