バーレーンのテロ・治安詳細情報.001

 
在留邦人の方から、詐欺まがい事案の報告がありましたので、ご注意ください。

 

 
【概要】

アルマーニのデザイナーを名乗るイタリア人らしき男が、道を尋ねる素振りで近付き、余分な服を渡すので現金をほしい、としつこく声をかけてきたため、現金を渡したところ、もらった服は粗悪品だった、という事案

 
【詳細】

日時:10月23日(月)午後3時頃

場所:ジュフェール(Juffair)地区のアルジャジーラ・スーパーマーケットの駐車場

状況:邦人が、ATMで現金を引き出して車に乗ろうとしたところ、SUVに乗ったイタリア人らしき男が、「自分はアルマーニのデザイナーだが、道に迷った。空港への道を教えてほしい。」等と名刺(「EMPORIO COLLEZIONI」等と記載) を差し出し、話しかけてきたため、道を教えたところ、感謝され、「上司から仕事のボーナスとしてスーツ数着をもらったが、自分のサイズに合わないからもらってくれないか」と言われ、さらに「スーツ数着をあげる見返りとして、自分の娘にiphoneを買って帰りたいから300BDくれないか」と言われた。
そこで、邦人は「現金は40BDしか持っていないと」言ったところ、革製のジャケットを差し出し、大きな声で早口でまくしたててきたので、早くこの場を終えたいという気持ちもあり、また「アルマーニの革ジャケットが40BDならいいか」と思い、40BDを相手に渡したところ、立ち去った。
後でそのジャケットを確認すると、ポリエステル製の粗悪品であった。

 
【ご注意】

同様の手口で、ショッピングモールの駐車場等において、香水やスカーフ、その他土産物を無理矢理押し売りしようとするという事案や、非常に少ないですが、刃物等で脅す強盗事件の発生も報じられております。
とっさの時や追い込まれている時は、冷静な判断ができないものですが、警察への通報(電話999番)を念頭に、一呼吸おいて、落ち着いて対処するよう心がけてください。
また、スマートフォンのカメラで、相手の車のナンバー等を撮影しておくことも証拠になる場合があります(※状況によって、撮影は危険な場合もありますので、ご注意下さい)。
皆様とご家族の身体の安全を第一に、「犯罪被害に遭わない」ための安全対策に、日頃からご配意ください。

 
在バーレーン日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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