夏休みシーズンの最盛期を迎え、リュブリャナ中心部のプレシェーレン広場、三本橋、マーケット、ドラゴン橋の周辺は、観光客で賑わっていますが、日本人を含む多くの観光客がスリ被害に遭っています。

 

 
付近を警戒している警察官によると、8月最初の日曜日は、1日で15件のスリ被害の届出があったとのことです。

 
大使館にも、パスポートの盗難に遭ったとの届出や、犯人が現金を抜いて捨てていった財布の拾得の届出が寄せられています。
スリ被害で多い形態は、背負っていたリュックサックのジッパーを開けられ、中に入れておいた財布を盗まれるケースです。
リュブリャナ中心部の観光スポットでは、リュックサックやカバンを体の前でお持ちください。

 
カメラで写真を撮影しているとき、お店の品物を見ているとき、坂道を上っているときなど、注意が散漫になりがちです。
また、スリ犯は、単独だけではなく、グループのスリもおり、女性のスリも多数います。グループで観光しているところに割って入ってくるスリ・グループもいます。
特に、ツアー客をターゲットにしているような様子も見受けられます。ツアーでお越しの方は、お互いに周りを注意してください。

 
パスポートの扱いには、特に注意をお願いします。パスポートを盗まれてしまうと、国境を越えることができず、ツアーの他の仲間と離れてリュブリャナに足止めされ、日程の大幅な変更を余儀なくされてしまいます。せっかくの旅行ですので、パスポートの扱いに十分注意してください。

 
スリ被害は、リュブリャナ中心部が最も多いですが、今年に入り、ブレッド城でもスリ被害があったほか、ポストイナでの車上荒らし被害も発生していますので、地方でもご注意ください。

 
在スロベニア日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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