ケベック市イスラム文化センターに対し，不審物件が送付されていたことが報じられています。

 
在留邦人及び旅行者の皆様へ

 

 
現在，ケベック市近辺において，ムスリム（イスラム教徒）専用墓地開設を巡り，住民投票等が実施されているところですが，同計画を主導するケベック市イスラム文化センター（ケベック市サント・フォワ地区）に対し，１４日（金）不審物件が送付されていたことが新聞で報じられています。

 
同センターは，今年１月の銃乱射事件の対象になった施設であり，また事件前には同施設前に豚の頭が置かれるという嫌がらせ行為も見られたことから，他宗派施設に対するものも含め，今後さらにエスカレートした事態が生じる可能性も否定できません。

 
そのため，同センターはもとより，お住まいの地区の宗教施設につきましても，宗派のいずれを問わず，特別の必要性のない限りは立ち寄ることを控え，予期せぬ事態に巻き込まれないよう安全の確保に努めて下さい。

 
また，身に危険を感じた場合は即座に９１１で警察に連絡するとともに，下記モントリオール日本国総領事館連絡先にもお知らせ下さい。

 
在モントリオール日本国総領事館

 
出典：外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成