イスラエルのテロ・治安詳細情報.001

 
在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ

 

 
1.12月9日21時頃、ヨルダン川西岸地区ラマッラ東部のオフラ入植地付近で発砲事案が発生し、イスラエル人入植者複数名(イスラエル側報道では7名)が負傷しました。また、実行犯は逃走しており、翌日10日及び11日の日没から夜にかけて、イスラエル治安部隊はラマッラ市内(アル・マサーイフ地区、アル・イルサール地区)で捜索を行っています。これにより、同地域及びベイットエル検問所付近でパレスチナ人とイスラエル治安部隊との衝突が発生しており、パレスチナ人6名が実弾もしくはゴム弾で負傷、数十名が催眠弾等で負傷しております。

 
2.今後も、特に、日没後から翌朝にかけて、ラマッラ市内でのイスラエル治安部隊の捜査及びパレスチナ人との衝突が発生する可能性があり、衝突の際の巻き込まれに十分ご注意ください。

 
3.注意事項

既に累次の注意喚起でもお知らせしていますとおり、当地に渡航・滞在される方は、不測の事態に巻き込まれることのないよう具体的に以下の対応に努めてください。

(1) 最新の関連情報を入手して下さい。

(2) 訪問場所及び付近の治安状況を十分確認の上、状況次第では予定している行動を変更(中止)することも考慮し、万が一、抗議活動の現場に遭遇した場合には、決して近づかず、直ちに安全な場所に退避して下さい。

(3) 行動にあたっては、「巻き込まれ」の危険性に十分注意を払うとともに、海外安全情報(外務省海外安全ホームページ)の確認、当地報道及び在イスラエル日本国大使館ホームページ等から、最新の治安情報の入手に心がけて下さい。

 
在イスラエル日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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